平成27年9月25日,福岡市天神の天神ビル11階で,日弁連・福岡県弁護士会共催による「国際仲裁セミナー」を開催しました。
第一部は早川吉尚弁護士(立教大学教授)による「国際商事仲裁の基礎知識と活用戦略~新興国取引・投資を視野に入れて~」と題する講演を行いました。
また第二部では,早川弁護士に加え,福岡県弁護士会所属の弁護士2名と企業の方2名によるパネルディスカッションを行いました。
弁護士の方,企業の方,その他(修習生等)合せて100名近いご参加を頂き,第一部,第二部ともに大変ご好評を頂きました。
国際仲裁については,海外取引契約書に仲裁条項があることは知っていても,国際仲裁の仕組みや手続,仲裁判断の効力等について一般に理解されているとは言い難く,弁護士でもきちんと理解している人は限られると思います。このような専門的な分野のセミナーにこれほど多数のご参加を頂いたと言うことは,やはり福岡のような地方都市においても渉外分野の法務需要が高まっていることを裏付けていると思います。
私も,今後もこの様な国際分野のセミナー等に関わって,研鑽を深めたいと思います。